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いちばん有名な「オギノ式」による計算
もっとも一般的に知られる排卵日の計算法は、「オギノ式」でしょう。女性だったら誰でも、中学校の保健体育で習ったはずです。
「オギノ式」とは、1942年(昭和17年)に産婦人科医である荻野久作氏が発見した月経周期に関する「荻野学説」をもとにした計算式。不妊治療のために考えられた学説ですが、現在では避妊のためにも利用されるようになりました。
「荻野学説」では、月経の周期にかかわらず、次回の月経予定日からさかのぼり14日めと前後2日、合わせて5日間のあいだに排卵がおこると考えられています。
妊娠の可能性が高い日は、卵子の生存期間1日と精子の生存期間3日を考案して計算されるもの。つまり、次回月経予定日の12〜16日前の5日間が受胎する可能性がもっとも高い期間であるということです。
排卵期間の前に、精子の生存期間の3日、そのあとに卵子の生存期間1日を加えた期間が、赤ちゃんのできやすい可能性がある期間となるのですね。
「オギノ式」の計算ソフトをもったウェブサイトがいくつもあるため、誰もが簡単に利用できます。ただ注意しなければならないのは、月経は必ずしも定期的におこるとはかぎらないこと。月経周期をもとにした「オギノ式」は、あくまでも目安として利用してください。
自分の排卵日を調べる方法