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排卵日の仕組みを理解しておきましょう
人間はほかの哺乳類と異なって、通常1回の排卵で排出される卵子の数がただ1個です。卵子は人間の身体のなかでもっとも大きな細胞(直径0.1mm)で、注意して見ると肉眼でもわかるくらいの大きさをもっています。
生理周期が28日の女性では排卵はふつう第14日め前後におき、排卵とは読んで字のごとく、卵子が卵巣の表面から外へ排出されることをいうんですね。排卵日には、下腹部の痛みがあったり、透明の水のようなおりものが増えたり、まれに少量の出血が続くこともあります。
子宮は卵胞ホルモンの影響を受けると内膜がどんどん厚みを増していきますが、排卵がおきて黄体ホルモンが分泌されるようになると内膜は全体にやわらかいクッション状になり、受精卵が着床するための準備が行われるわけです。
着床がおきない場合は、血液とともに子宮内膜がはがれて膣外へ出ていきます。これが月経であることはご存じでしょう。
月経周期による計算や検査薬、チェッカーなどを使用した方法まで、排卵期の調べ方はいろいろあります。なぜ排卵日を知る必要があるかというと、それによって自分の妊娠確率を高めたり、あるいは逆に望まない妊娠を避けることが可能となるからなのです。
自分の排卵日を調べる方法